一次選考通過者紹介&合宿レポート

応募総数49件の中から一次選考を通過した7グループをご紹介! 
また、一次通過者が参加した合宿の様子をレポートします。

第1回 Over Million Challenge 一次通過者紹介!

「子育てしやすいニッポンへ」をテーマにスタートした第1回オーバーミリオンチャレンジ。
将来のママ・パパである学生のみなさん自身に“日本で幸せな子育てをするためにはどんな社会であるべきか”を考えてもらい、その解決策としてたくさんの提言を応募いただきました。本当にありがとうございました! 
厳しい審査を通過し、選ばれた7グループとその提言をご紹介します。
※各グループの画像をクリックすると、紹介ページが立ち上がります。

  • Solid Mechanics
  • Team ゆいゆい
  • ひとつむぎ
  • ff & pp(フォルテシモ&ピアニシモ)
  • manma
  • 明治大学有志チーム
  • Re-joining!

合宿レポート

一次通過した7グループには、それぞれの提言をさらにブラッシュアップしてもらうべく、「少子化問題」のスペシャリストたちを講師に招いて合宿を開催! その様子をレポートします。

日本が抱える少子化問題とは? スペシャリスト5名の講義を通して、それぞれの提言をブラッシュアップ!

合宿タイムスケジュール

9月22日(火・祝)合宿スタート!

13:00〜
オープニング・セミナー
14:30〜
講義1:安藏伸治先生
「人口からみる少子化」
16:00〜
講義2:齊藤英和先生
「不妊治療の現場」
17:25〜
クロージング(振り返り)

―ホテルへ移動―

19:00〜
夕食&交流会
20:00〜
ライフプランニング研修

9月23日(水・祝)

7:00〜
各自起床&朝食

―合宿会場へ移動―

9:30〜
講義3:大日向雅美先生
「少子高齢化の歴史と対策」
11:00〜
講義4:萩原なつ子先生
「子どもを産み育てやすい社会とは」

12:20〜 昼食

13:00〜
講義5:藤岡慎二先生
「事例から学ぶ少子化」
14:30〜
クロージング・ワークショップ

合宿終了!

いよいよ2日間にわたる合宿がスタート!

まずは参加者が1人ずつ自己紹介。まだ少し緊張した面持ちで、合宿への期待や意気込みなどを話してくれました。その後、ベネッセ教育総合研究所・渡邉さんによる「データで見る2030年の日本」をテーマとしたオープニング・セミナーを受講。このまま少子化が進んでいくと、いったいどんな未来が待っているのか? みんな、自分たちが必ず直面する近い将来のリアルなデータ予測に、よりいっそう問題意識が強まったようです。

さまざまな角度から見た日本の少子化問題の現状とは?

人口の移り変わりが示すもの、不妊治療の現状、実際に学業・仕事と子育てを実践したライフヒストリーや、地方で成功した少子化ストップの実例など、普段なかなか大学では聞くことのできない講義をギュッと2日間に凝縮! みんな貴重な話に聞き入り、目を輝かせながら細かくメモを取る姿が印象的でした。質疑応答では、講師の言葉を逃すまいと積極的に手が挙がり、的確な質問を投げかける姿は真剣そのもの。また、講義のあとには各グループが提言をプレゼン。他グループからの意見や感想、講師からのフィードバックで、自分たちの提言内容をさらに深めるヒントを得たようです。

「子育てしやすい社会」を考える

最後に講義を受けて感じたことや、参加者同士の意見交換で気づいた課題点などをグループごとに討議。今後、自分たちの提言をどのように改善していくのかを発表しました。緊張していたプレゼンのときとはまた違い、これから自分たちが何を進めていけばいいのかをしっかりと受け止めて、ひとつ成長した姿を見せてくれた参加者たち。内容の濃かった2日間、合宿が終わったあとはさすがに少し疲れた表情を見せながらも、2月に行われる最終プレゼンに向けて意欲たっぷりの様子でした!

1泊2日で行われた合宿が無事終了 参加グループの感想を聞きました!

  • Solid Mechanics男性的な面だけで考えていたことに気づかされました。今後は現役の主婦たちの意見を取り入れるなどして、指摘された部分を詰めていきたいです。
  • Team ゆいゆい男女の差や地方によって、感じ方が大きく違うことに気づきました。課題を克服しつつ、自分たちのオリジナリティを出していきたいです。
  • ひとつむぎ先生方のライフワークを通じた講義で、自分たちの考えの浅さに気づきました。この合宿に参加できたことに感謝!今後も合宿メンバーと繋がっていきたいです。
  • ff & pp(フォルテシモ&ピアニシモ)2日間の講義を聞いて、少子化の問題は思っていた以上に複雑だと感じました。先生方や合宿メンバーのいろいろな話を聞くことができてよかったです。
  • manma女性の視点のみでやっていたけれど、男性や年上の方の考え方を聞くことができ、貴重な時間になりました。今後の活動も見直していきたいと思います。
  • 明治大学有志チーム貴重な講義や同世代と語りあうことができて、とてもいい経験になりました。これからは学術的な面だけでなく、人間性も深めていきたいと思いました。
  • Re-joining!なんとなく考えていたことが、講義を受けて裏づけされ、自分たちのやっていることに手応えを感じました。ここからさらに深めていこうと思います。

講義動画&資料

  • 安藏伸治氏

    安藏伸治氏

    PDF資料はこちら明治大学政治経済学部教授。講義では、研究分野である人口学の見地から今後の人口動態と社会構造の変化などについて講義をしていただきました。

  • 大日向雅美氏

    大日向雅美氏

    PDF資料はこちら恵泉女学園大学人間社会学部人間環境学科教授。専門は発達心理学とジェンダー論で少子化対策の歴史や効果、今後の課題をお話いただきました。

  • 齊藤英和氏

    齊藤英和氏

    PDF資料はこちら国立成育医療研究センター、周産期・母性診療センターの副周産期・母性診療センター長。専門は生殖医学と不妊治療。学生にとって遠い「不妊」について加齢による妊娠力の低下、高齢出産のリスクなどをお話いただきました。

  • 萩原なつ子氏

    萩原なつ子氏

    立教大学社会学部教授。専門分野は環境社会学、非営利活動論。講義では、多様な生き方と子どもを持つという生き方の共存方法などをお話いただきました。

  • 藤岡慎二氏

    藤岡慎二氏

    株式会社GGC 代表取締役、島根県立隠岐島前高校魅力化プロジェクト・教育ディレクター。講義では、人口が減少する島根県隠岐の島において、どのように少子化をストップしたかなどを教えていただきました。

01 Solid Mechanics(左から)橋詰 悠稀、同村 健太、荒井 良介

提言内容

女性のめざましい社会進出の傍らで、働く女性が子育てをする時間が少なくなっています。そこで、子育てをしやすい環境を整えるため、「子育てに特化したコンパクトシティ」を提案。富山市などが実施している中心市街地活性化のためのコンパクトシティ政策に乗じて、保育所が一体となったマンションや小児科などの医療サービス、子ども向けの商業施設などが充実した、中規模の「子育て特化地区」を整備。働くことを理由に子どもを諦めない環境づくりが目標です。

02 Team ゆいゆい(左から)荒川 和泉、衣斐 菜々

提言内容

核家族が増え、親や親戚の力を借りて子育てをするのが難しくなってる中、地域や社会全体で子どもを育てる仕組みが必要と考えます。例えば、沖縄には「ゆいまーる」という地域の住民が相互補助をする文化があります。これと現行の介護保険制度をヒントに、「育児保険制度」を提案。20歳以上の国民から一律に保険料を徴収し、手当てだけでなく、保育サービスや家事サービスを提供。仕事と育児が両立できる社会にしていきたいです。

03 ひとつむぎ(左から)山本 将也、田中 美有、田中 維

提言内容

少子高齢化や産業の衰退に悩む徳島県牟岐町で、行政と共同で教育支援などを行うNPOとして活動中。地方の若者は進学や就職のために地方を離れ、都市部で子育てをします。それは人口流出により子育てをしにくい環境となってしまっているからです。そこで、地方出身の子育て世代が、子育てのためにUターンできるように、IT技術を活用した就労支援と医療サービスの充実、交流人口の増加に積極的に取り組み、地方ならではの新たな学びの場を提供するなど教育の質の向上を提案します。

04 ff & pp(フォルテシモ&ピアニシモ)(左から)鈴木 恵美里、鈴木 亜里沙

提言内容

少子化の前提として、結婚適齢期である学生の交際率の低さが問題と考えます。そこで、(1)大学に「交際支援課」を設置し、結婚適齢期の男女における交際率の向上を図ること。(2)大学院生・編入学生を主たる対象とした学生結婚を促進、支援すること。この2つを大きな柱として、学生時代から結婚・子育てを見据えた人生設計が立てられるようにサポートし、学生結婚を支える社会を目指します。

05 manma(左から)齋藤 優香子、佐川 奈央、新居 日南恵、高岡 春花、尾郷 彩葉

提言内容

「今の女子大生が5年後安心して母になれる社会をつくる」ことを理念に、実際の子育て家庭のあり方を学ぶ「家族留学」という企画を軸に活動中。核家族が増える昨今、主婦が1人で子育てを行う環境となり、育児ノイローゼが社会問題となっています。そこで家族留学を応用した「トリプルハッピー子育て」を提案。プレママパパ世代、新米パパママ世代、ベテランママパパ世代の三世代交流により、子育てや教育に関する不安や悩みを解消、社会全体で子育てをする社会づくりに貢献したいです。

06 明治大学有志チーム(左から)神田 悠、朝妻 峰則、飯塚 貴大

提言内容

晩婚・晩産の社会の流れにより、ますます少子化が進んでいます。そこで、その流れに沿って、より現実的に出産可能年齢の引き上げを行うことが重要だと考えます。精子や卵子の冷凍保存事業に対する法制度の整備、代理出産に対する規制の緩和、人工的な子宮環境の再現を行う研究への助成などが主な施策です。また、子育てと介護が重なった人を対象とした助成制度や、出生前診断を促進する各種制度の整備なども視野に入れています。

07 Re-joining!(左から)矢尾板 冴恵、田中 良弥、酒井 真理子、吉田 圭介

提言内容

女性の社会における活躍の場が広がる一方で、育児との両立が難しく仕事を辞める人も少なくありません。そこで、出産・子育て後の再就職をサポートする「子育て後のRe-joiningプラン」を提案。主に、出産・子育てが一段落した男女の再雇用・再就職の促進を目指します。とくに経団連が軸となり、自治体と企業が、子どもを産み育てやすい社会の実現に向けて協力していくことが重要だと考えます。理想とするライフスタイルに合わせ、現在の職場以外にも選択肢を得られる環境を整備していきたいです。